お久しぶりの更新てすとです。
私たちは、地方の零細企業です。
零細企業の多くの商品には、生産者の込められた想いやストーリーがあると思い
ます。このキットも、ある想いのもと販売を開始することにいたしました。
世界で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。
残念ながらわたしたちは新型コロナウイルスに対し予防対策はできても撲滅する
ことはできません。日々、無力さを感じるばかりです。
しかし、この経験したことのない状況下で、社会にうまれる様々な問題や課題に
対し、何か自分達ができることが何かあるのではないかと、毎夜毎夜考えてきま
した。
すでに、クローズアップされない様々な問題や課題が社会に生じています。
どんな小さな焦点でもいいから、自分たちのフィールドの中で人を笑顔にし、
自宅で安心したひとときの楽しみを提供できないか。
その中で、私たちは日頃の味噌造り、日頃取り組んでいた学校での食育活動を
活かし、休校で自宅待機を迫られるお子様、自宅で子供と過ごす時間の増えた
親御様にこのキットをご提供させていただく運びとなりました。
これで、本当に人を笑顔にできるのか?正直不安や葛藤もありますが、是非
ご自宅でお子様と触れて・学んで・楽しんでいただければ何よりもの幸いです。
通常ご提供していない商品になります。オペレーション等不慣れなところも
あるかもしれませんが、お子さん、お父さん、お母さんの笑顔を想いお届け
させていただきます。
みそ作りが可能な時期、インフラや社会機能が可能な限り、ご提供させて頂け
ればと考えております。
また、日本を支える熱い想いのある同じ零細企業の皆様にこの輪が広がれば
幸いです。
#零細企業動きます #零細企業のチカラ
有限会社今野醸造 ネットショップ店長 今野
今、日本中そして世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスCOVID-19。
いくら文明やデジタルが短期間に発展しようとも、人間の身体そのものは遥か長い年月をかけ造られてきた。
簡単に進化するものではない。悲しいことだが、そう実感させられる。
弊社では、新規受付は終了しましたが地元の個人様への配達も行っています。
配達先には、お一人で暮らされている、ご年配のお客様も非常に多い。
なかなかお一人で買い物に気軽にいけない土地柄、消毒用アルコール類の品薄もあり、
身近なものでウイルス対策ができるようこんな紙を用意しお配りしています。
また、先月末より営業車の全てに次亜塩素酸水を設置しました。
お届け前、お届け後に手指とハンドルなどの除菌。
配達の際は、もちろんマスク着用・間隔保持し、体調に異変が無いかなど声がけをしていければと
考えています。
これから、今私たちが何をできるか。
3蜜の回避。
出来る限りの感染抑制の取り組み。
万全の体制をとっていても必ず回避できるものではないが、今、私たちが、そして自分にできることをしていこうと思います。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
こんにちわ。
宮城も稲刈りが終わり、段々と冬の足音が聞こえ始めてくる季節になりました。
先日、所用があり数日間、北海道に行って参りました。
先日発生した北海道での震災。私たちが経験した東日本大震災の時もそうでしたが、ライフラインが復旧し冷静に周りが見え始めたとき、どうしても心配になるのは風評や今後のこと。あの頃、遠方の多くの方々から東北産品の購買支援や、観光支援をいただき、我々も明日への勇気をいただいたことは今も忘れられません。
なので、せめてもの復興支援につながればと所用+観光も行い北海道を満喫です!!
まずは、仙台空港よりJALで空の旅。
仙台~新千歳まで本当あっという間です。
離陸してから40分くらいで着陸です。(おおよそです)
新幹線だと古川から福島くらいの気分ですかね。
千歳空港に到着し、早速レンタカーを借り小樽に直行。
この日は台風24号が北日本に到達する予報・・・
よりによってこの日にと思いましたが・・・何とか到着時は曇りでもちこたえてくれていました。
ご存知とおもいますが、雪深い北海道。住宅の屋根が独特です。
まず向かったのは、小樽三角市場。
ここのとあるお店で海鮮を食べるために、おなかを空かせていました(^^
が!!いざ着いてみると・・・長蛇の列・・・40分ほど待ちやっと着丼♪
好きなネタを3種選べて乗せられるどんぶり屋さん。
実は私ここ2・3年でウニの美味しさに気づき、そこからはまってしまったのでウニは必須です!
あとはカニとイクラをチョイス!
なんか、いままでウニが食べれず毎回人にあげていましたが、今思うと・・・(笑
あとは大好きなイカ刺しをプラス。また食べたい・・・
食事のあとは、小樽運河周辺の散策。このノスイタルジックな街並みが素敵です。
この小樽運河はクルーズ船があり、ナイトクルーズを楽しみにしていましたが夜は台風のため断念・・・。
一通り運河脇の倉庫をまわり、次は土産屋さんが並ぶ通りに移動です。
1kmほどお土産屋さんなど様々なお店が並んでいます。
仲良くなった海鮮屋のお兄さんと話しましたが、地震の影響でいつもより観光客もまばらとのことでした・・・。
端から端までひとまず歩き、お土産を購入。
お目当ての喫茶店がありましたが、閉店時間が間近ということで明日の早朝に予定変更です。
この日は小樽運河の目の前のホテルに宿泊。
このあと少し休憩し、夕飯を食べに外に出ましたが既に台風の影響で強風・・・。
日中、台風が本格的に来る前に小樽を散策できて一安心。
翌日は所用を済ませ、旭川~美瑛~富良野~札幌の長旅です。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
4月26日に、有限会社今野醸造の法人創立24年を迎えるにあたり、一足先に社内全員で祝賀会を行いました。
多くのお客様、取引先様、仕入れ先様に支えられここまで来ることができました。
心より感謝申し上げます。
日頃お世話になっている組合の高橋先生や、指導いただいている橋本先生もご招待させていただきました。
弊社若手のI君は、ここぞとばかりにこっそりこちらを別注(笑
どれも美味しく、楽しいひと時でした。
今後とも有限会社今野醸造一同をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
先日3月17日18日と、福岡に行ってきました。
仙台から約2時間の空の旅。早いですね・・・飛行機は。
さて、今回は、復興庁さんにお声がけいただき、福岡県北九州市小倉で開催される復興シンポジウムに登壇させていただきました。
前日は、九州豪雨や熊本の震災での被害を受けられたボランティア団体の皆様、生産者の皆様、関係省庁の皆様らと合流しご挨拶を兼ねた食事会。
所変われど、共通する経験も多く、様々な情報交換をさせていただき非常に楽しい一夜でした(^^
翌日は小倉の駅前商店街にて、宮城そして九州の被災した生産者の皆さんの直売会。
午後からは、シンポジウムというスケジュールでした。
私は、震災直後SNSがどのように働いたのか、そして当時から現在までの軸跡について発表させていただきました。
今振り返ると、震災前にたまたま開設できた内製完結型ホームページの運用、震災後のSNSの活用は復興へのひとつの大きなきっかけになりました。
正直、混乱の中でそれらの活用がなかった場合を考えると、震災後の立ち直りの加速感はなかなか厳しかったのかと思います。
それらの弊社の経験を、今後の情報の一つとし発表させていただきました。
そしてシンポジウム終了後は、急いで福岡空港へ・・・。
なんとか、夕飯の時間くらいはあったため、かね久遠藤社長さんと空港でモツ鍋に舌包み。
ごちそうさまです(^^美味しかったー!!
スケジュール的に福岡の街並みを楽しむ時間もなかったですが・・・ご一緒させていただいた九州の皆さんの熱いハートと、関係者皆様との素敵なご縁はそれ以上の価値がありました(^^
また、皆さんとまたいつか再会できる日を楽しみにしています。
仙台と国際姉妹都市であるフランスレンヌ市との友好50周年記念イベントがフランスレンヌ市・パリで開催されました。
主催である歌手の貝山幸子さんにお声がけいただき、弊社の仙台味噌&ミソルトも記念イベントに参加させていただくことになりました。
弊社有限会社今野醸造の仙台味噌「釜神」とミソルトは、フランスのパリにある超老舗のラ・ペルーズさんの特別ディナーでご使用いただき、さらにパリの日本人パティシエryotaro sato氏プロデュースによりSENDAIMISOサブレとし一般にも販売されました。
ラ・ペルーズさんは、なんとパリで一番歴史のあるレストランだそうです。味噌も好評だったということで非常に嬉しい次第です。
フランス・パリ 「ラ・ペルーズ」
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
早いものであれから1年。
今年もあっという間に農業の時期がやってきました。
年々1年が早く感じる今日この頃。
今年も、大豆の栽培をしましたのでブログにUPしたいと思います(^^
毎年恒例のフォードトラクター。
今年の畑は地元の皆様のご協力のお陰様で18町歩(約54,000坪)と過去最大面積の栽培となります。
天候の関係で、通常なら畑を慣らしてから種まきが開始されますが、ほぼ同時スタート(^^;
そして、週間天気予報を見る限り、ノンストップで植えられれば雨まで間に合う。
間に合わなければ・・・梅雨入り=遅れる=大豆成長に関わる。
ということで、ヒヤヒヤしながらの非常にタイトなスケジュールでした。
なので、豆植え隊とは別に、地元の農家さんに協力いただき土慣らしに大型トラクター2台出動!
慣らし終えると、ガチガチに固まっていた土もこの通り♪
サラサラとした土質で大豆栽培にはもってこいです。
土を耕したあとには、待っていましたと言わんばかりに鳥たちが餌を求めやって来ます(^^
豆植えは、毎年恒例農協の年期の入った小型トラクターで。
まだまだ現役です。。。が!豆植え作業も中盤に差し掛かったある日・・・
シフトレバーが折れ、ギアチェンジができなく・・・。
急遽、修理屋さんを呼んで畑の中で溶接をすることとなりました(^^;
約1時間半ちょっと痛いタイムロスでした・・・。
限られた農地、そして地元の皆さんに協力していただいた農地です。
少しでも土地を無駄にすることなく、良い大豆を育てるため、トラクターで植えた跡を1列1列・・・徒歩で確認です。
豆植えに不具合が起きていないか、また種がむき出しになっている所があれば鍬で土を被せてあげます。地味な作業ですがとても大切な作業。こんな地味な作業どこの畑見ても誰もやっていませんが・・・社長のポリシーに基づき行っています。
写真には写っていませんが、社長も私も鍬持ってひたすら永遠歩いていました(笑
豆植え中天気が良く助かりましたが、いかんせん暑い。非常に暑い日が続きました。
お陰で様で顔も手も真っ黒。
大豆は連作すると障害が起きます。なので、翌年は米または麦などを植えます。
こちらは麦を収穫した後の畑。残った麦わらが土に混ざり、非常に栄養が豊富な土壌になっているのですが、豆を落とす出口にたまに藁が挟まり豆が落なくなることも・・・。
そんな場合は、こうしてトラクターの後部に乗り確認です。
ちゃんと確認用の椅子もこの機械には標準装備されているのです♪
ちなみにこれが麦後の土。本当栄養が豊富。大豆の発育が非常に良くなります。
しかも、毎年栽培させていただいている加美町鳴瀬地区宿の土壌は大豆栽培には最高の土質。
何とか、そんな豆植えもスケジュール通り4日で終わる目処がつき、会社の裏の最後の畑は豆植の練習に。
ただトラクター運転するのと違い色々気を使います(^^;
今年も頑張った入社5年目、最年少の伊藤くんです。
彼は農業高校出身、その後板前と面白い経歴の持ち主。
普段は醤油担当ですが、農作業でも即戦力です。
畑ごとに植える前に豆の重量を計り計算・記録するのですが・・・本人曰くこれは自分の仕事です!だそうです(^^何やらこだわりと自信があるよう。
自信を持ってやれることがあるって良い事ですね。
この真剣な眼差し。頼もしい限りです。
そして、欠かせないもう一人の仲間です。
確か私が小学生の頃購入したこの三菱キャンターは、昔配達用とし活躍していましたが、現在は農業用とし現役でバリバリ頑張ってくれています。
機械も、道具一つにしても無くてはならないものばかりで、活躍に感謝、感謝です。
そして約4日をかけ、お陰様で今年も無事に豆植えが終了。
私達の豆植えを待ってくれていたかのうように、翌日からありがたき恵の雨。
今年は自然に愛されているなと実感した日でした。
初冬の刈り取りまで、気象が穏やかなことを祈り、植えた豆達の生命力を信じ、丁寧に管理していきたいと思います。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853
10月19日、仙台の有名ホテル料理長さん方々はじめ、食品事業者の皆様、宮城県庁の皆様方約20名で当社に工場見学にお越し下さいました。宮城県北部の食材を巡る旅の第一段目でございます。バスから降くる皆様を見ると普段お取引させていただいておられる皆様がほとんどでした。なかなか、お取引いただいていても、実際の現場を見ていただける機会は貴重ですのでこちらも力が入ります。まずは、当社のこだわりである大豆吟醸削り(味噌)について社長が説明させていただきました。
その後、工場や工程を説明させていただき、味噌食べ比べをしていただきました。今回は、料理人の皆様&食業界の皆様ということで大分マニアックなお味噌もご用意させていただきました。
今回は、前日より仕込んでいた羅臼昆布とサバの本枯れ節の合わせ出汁で味噌汁をご提供。事前に、老舗鰹節屋さんと打ち合わせを行い出汁の選択、抽出時間を吟味した組み合わせで今回味噌汁に使用した味噌にバッチリの味わいでした。その他にも、無添加京風白味噌、特別限定醸造品などもご試食。私共も見学や会話の中で新たなインスピレーションを受け大盛況のまま無事見学会を終えました。
ご多忙中にも関わらず、お越しいただき誠にありがとうございました。
先日、東京都世田谷区立千歳台小学校の皆さんが当蔵元にお越しくださいました。
栄養教論の吉村先生の提案で、先生や調理士の皆さんと一緒に味噌の勉強がしたい
と休日を利用し完全プライベートでの工場見学です。
まずは、私たちの味噌のこだわり、大豆研磨・精米施設に案内。
ここは、私達の味噌作りにおいてとても重要な施設です。
自社農場で栽培収穫した原料は100%ここで製造直前に下処理を行います。
なぜ、直前精米なのか?皮を削るとどうなるのか?原料の水分値は?等
専門的なお話に皆さん真剣に耳を傾けてくださいました。
次は、工場内に入り糀室(こうじむろ)のご案内。
ここは、その名のごとく糀を作る部屋です。
ここでは私達がなぜ自動製糀でなく、あえて昔ながらの糀室・手揉み糀なのか。
そして、糀菌とは一体何なのか?そしてどんな生き物なのか?を説明させていただきました。
チーフさん目が真剣!
次は発酵室をご案内。
ここは、仕込まれた味噌を発酵させるための専用の部屋。
発酵の期間や温度、みその種類などたくさんの質問をいただきました。
そして、今回は特別に食べ比べも実施。
私達が作って作っている味噌数点を並べて、テイスティングです。
手前から、仙台味噌・糀味噌・15割糀味噌・白甘みそ。
どのような違いがあり違いがあり、どんな料理にマッチするのか食べながら
ディスカッションです!
このときは、味噌と色味の関係性を説明。
吉村先生の目が真剣です。
この時点で先生の配布資料にはメモがびっちり書かれていました。
普段からとても食に対する情熱が凄まじい先生。
こちらも、そんな先生の姿に刺激され説明に力が入ります。
こちらも大分説明に熱が入り、予定時間を大幅に越して次は大豆の農場に移動です。
大豆農場に到着。
ブログやSNSを見てくださっている方はお分かりと思いますが、
大分成長して立派に育ってくれています!!
畑の説明が終わった後に、給食に対する熱い想いを語る吉村先生。
食材の知識・生産者とのつながり・学校給食が子供たちにどんなことをして
あげれられるのか・・・など話は尽きません。
この後、石巻に皆さんをお連れし最後は仙台でお別れ。
こんな熱い先生の給食を食べられてる生徒さん方は幸せだなと感じました。
ありがとうございます。
<仙台味噌醤油蔵元 ㈲今野醸造 >
宮城県加美町下新田字小原5
電話 0229-63-4004
FAX 0229-63-5853